「らしく金沢」に込められた想い
周囲に溶け込むかのように奥ゆかしい隠れ家、金沢のひがし茶屋街のすぐそばにひっそりと佇むホテルらしく金沢。らしくに込められた想いは、「緑柳花紅」。
中国の詩人「蘇軾」の漢詩です。
柳の淡い緑色と花の鮮やかな紅色、この二色が織りなす美しい景色を眺め、自然のままの美しさがどれほど素晴らしいものであるかを詠んでおります。
その想いから「らしく金沢」では、金沢らしさ、ひがし茶屋街らしさを感じてもらいたい。
手を加えたものではなく、土地に根付いたありのままの魅力や奥ゆかしさ。
それらを訪れる方々にその人らしく触れて頂きたいという想いを「らしく」という言葉に込めました。
こだわりの
「しつらえ」
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組子細工
玄関をくぐった先にある組子細工は、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に製造技法が登録された「縁付金箔」を約8000枚使用して作られた組子細工となります。
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書
書家・白石雪妃 作
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全ての部屋において、「花は紅 柳は緑 らしくあれ」というホテルのコンセプトと自身の大切にしている一円相(縁)をテーマに、空間に合った作品を制作しました。
※柳緑花紅:本来の自然の美しさ(ありのままが美しい)
※一円相: 禅における書画、一筆で円を描いたもの。円はパーフェクトな形で円満や広がりの象徴と言われる。見るものの精神状態によってもその日によって感じ方も変わり、己の心を映す窓とも言われる。 -
加賀五彩を利用したしつらえ
加賀五彩(臙脂・藍・黄土・草・古代紫)を利用し、加賀友禅の絵柄が施された、世界で一つだけのドレッサーや椅子など、金沢を感じる高級感あふれるしつらえを、各お部屋に導入しています。